危険!対症療法でようすを見るべからず!

こんにちは、うちの子動物病院です。

今回は対症療法という治療法についてお話します 😀

【対症療法とは?】
病気の原因に対して治療を行うのではなく、例えば嘔吐には吐き気止め、痛みには痛み止めを使用を使用するといったような症状を軽減させるという治療法です。

【なぜ危険なのか?】

「対症療法のどこが危険なの?」と思うかもしれません。嘔吐」を例に考えてみましょう

嘔吐の主な原因としては、異物の誤飲、細菌・ウイルス感染、急性膵炎など様々な疾患が挙げられます。

これらの原因を調べるためには、血液検査、尿検査などの全身的な検査を行う必要があります。

嘔吐を止めるためには各原因に対して治療しなければいけません。検査費用の節約のため、「とりあえず吐き気止め」という対症療法は”大変危険”です!!

もしも異物の誤飲だった場合、吐き気止めで強制的に嘔吐を止めることにより一見治ったかのように見えますが、異物は体内に残ったままです。

嘔吐は治まったとしても、全身状態は日に日に悪化するでしょう…。

時間がたてば、腸の血行が悪くなり腸が腐ります。異物の誤飲に対しては、基本的に手術が必要であり、吐き気止めは禁忌なのです。

このように安易に対症療法を行うことによって、原因の発見が遅れたり、全身状態が悪化したりします。生命に関わることも多々あります 😥 

【まとめ】

どのような症状であれ、対症療法は決して勧められる治療法ではありません。

しっかり検査を行った上で原因を特定し、原因を取り除く治療法である「原因療法」を行うべきです。

「原因療法」が回復への近道と言えるでしょう 💡

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