老後にペットを飼うときの注意点

こんにちは うちの子動物病院です。

まだまだ雪がふって寒いですが、体調おかわりないですか?

少し食欲がないな?おしっこでてないな?など、少しでも気になることがありましたら、お気軽にご相談ください。

さて、今回は、

「退職後、暇になった」、「子供が独立して、夫婦だけになった」等の理由で、ペットを飼いたいと考えている方もいるのではないでしょうか?ただ、老後にペットを飼うときには、理解しておくべき注意点がいくつかあります。

今回はその中でも特に重要な4つの注意点を紹介します。

【1:犬を散歩に連れていく体力はあるか?】

老後と言われる世代となると、年々体力に自信がなくなり、犬の散歩ができない状況となる可能性もあります。体力に不安があるなら、小型犬、猫、その他の小動物を選んだほうがよいかもしれません。

【2:ペットを育てるための経済的余裕があるか?】

フード代、ワクチン代等は最低限必要です。特にお金がかかるのが病気になったときにかかる医療費です。年金生活で「ペットに必要なお金が出せるか?」については十分に考えておくべきです。ペット保険の加入も検討しましょう。

【3:最後までペットの面倒を見ることができるか?】

犬猫の寿命は10~15年です。場合によっては、20年近くも長生きします。現在のご自身の年齢を考慮して、ペットの種類を選びましょう。例えば、ハムスターの寿命は約2年です。また、万が一、自分が病気等で飼えなくなったときに、ペットの面倒を見てくれる人(子供や知人)を探しておくことも重要です。

【4:可愛がるだけでなく「しつけ」もできるか?】

仔犬、仔猫のときはついつい甘やかしてしまうと思います。しかし、甘やかし過ぎると手のつけられないヤンチャなペットになってしまいます。自分が病気になったとき、他の人に面倒を見てもらうことも考えて、最低限のしつけをしておかなければなりません。

【まとめ】

老後にペットを飼うことで、心も身体も若返り、充実した毎日になることでしょう。しかし、今回紹介したような注意点も理解しておかなければいけません。これからペットを飼おうと考えている方は今一度よく考えてみて下さい。ペットの幸せは全て飼い主さんにかかっています。少しでも不安があるようなら、潔く諦めるのもひとつです。

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