「入院」を知ろう!

こんにちは うちの子動物病院です 😀

皆さんのペットは今までに入院した経験はありますか?ペットが入院することになったら、心配でたまらなくなるでしょう。そんな飼い主さんの心配を少しでも取り除くために、今回は「入院」とは一体どんなものなのかを説明したいと思います。

【入院が必要な時ってどんな時?】

容態が非常に悪い、飼い主の都合、手術後の経過観察等が挙げられます。このような時は、入院しないとできない静脈点滴、酸素吸入、毎日の処置、検査等が必要なため絶対に入院するべきでしょう。飼い主さんの中には「かわいそうだから、入院させたくない!」と言う人もいます。また、入院費も決して安くはありませんから、入院させたくないと思うでしょう。ですが、一見元気でも入院が必要になる場合があります。獣医師の判断にきちんと耳を傾け、入院の判断を下しましょう。最終的な判断は飼い主さんに委ねられます。

 

【入院室】

入院室の広さは病院によって異なります。入院室には、サイズが異なるステンレス製のケージが設置されており、ペットの体格や性格に合わせて使用できるようになっています。病院によっては、隔離入院室、ICU入院室などもあります。

 

【入院中の食事】

獣医師が病状や食欲を見て、それに対応した適切な食事を与えます。偏食があるときは、自宅で与えているフードを持ってきてもらうこともあります。食欲が全く無い場合は、鼻の穴にカテーテルを入れ、流動食を与えます。食べることも治療のひとつです。食事回数は病状にもよりますが、通常は12回です。

 

【夜間は見てくれるの?】

夜間は、ほとんどの動物病院が無人になります。当院では、数時間ごとに見回りをするという体制を取っています。また、希望者にはLINEで写真や動画を送り、少しでも飼い主さんに安心していただける様に努力しています。つきっきりの看病を希望する場合は、獣医師が常駐している大きな病院を利用することになりますが、私の知る限り、富山県にはありません。

 

【アドバイス】

いざ入院となると、やはり不安になると思います。できれば入院は避けたいところでしょう。そのためには、予防、健康診断、不妊手術等をしっかりしておくことが大切です。少しでも異変を感じたときは様子を見ずに受診することもお忘れなく(^^)/

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